「天使もねたむ」バーボンと過ごす特別な夜|エンジェルズ・エンヴィ アラウンド・ザ・テーブル

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まるで映画のワンシーンのような一夜。

バーボンウイスキーの名品「エンジェルズ・エンヴィ」を主役に、美食と音楽が織りなす極上のディナーイベントが開催されました。

ポートワイン樽で仕上げられた深い味わいを五感で堪能するこのイベントは、ウイスキーに詳しくない方にも心から楽しめる贅沢な体験。

今回はそのイベントの魅力を、会場の雰囲気や提供されたウイスキーの詳細とともに体験レビューをご紹介します。

目次

エンジェルズ・エンヴィ アラウンド・ザ・テーブルとは? 

ウイスキーと美食、そして音楽が響き合う一夜

それが『エンジェルズ・エンヴィ アラウンド・ザ・テーブル』です。

2025年3月27日(木)・28日(金)の2日間、東京都渋谷区の「BLUE NOTE PLACE」にてバーボンウイスキー「エンジェルズ・エンヴィ」を主役としたプレミアムなディナーイベントが開催されました。

香り豊かなポートワイン樽フィニッシュのウイスキーとその魅力を引き出すシグニチャーディナーやカクテル、そしてジャズライブを同時に楽しめる企画。

初心者から熟練の愛好家まで幅広く楽しめる構成となっています。

イベントは両日ともに19:00〜21:30(受付開始18:30)。

チケットは税込12,000円(※現在は完売)。

ドリンクは、エンジェルズエンヴィの水割りとハイボールが飲み放題となっております。

アクセス

会場名:BLUE NOTE PLACE
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 ガーデンプレイス

JR恵比寿駅東口より徒歩約5分のガーデンプレイス内にある店舗。

上質な空間と音響が整った会場で、特別な夜をお楽しみいただけます。

プログラム内容

  • エンジェルズ・エンヴィのテイスティング(ストレート&カクテル)
  • ゲストバーテンダーによるテイスティング体験とカクテル提供
  • カクテル作りワークショップ
  • オリジナルコースディナー
  • バカルディ ジャパン ウイスキーアンバサダーによるブランド解説
  • JAZZライブ演奏

ジャズの調べに包まれながら、ウイスキーの奥深い世界を五感で体験できる贅沢な内容です。

バーテンダー紹介

ロジェリオ五十嵐ヴァズ(Rogerio Igarashi Vaz)

ブラジル・サンパウロ出身。

東京で20年以上のバーテンディング経験を持ち、Bar TRENCHを都内屈指の名店へと導いた人物です。

和の繊細さと西洋の遊び心を融合させたスタイルで、多くのウイスキーファンを魅了しています。

田中 大智(Daichi Tanaka)

バカルディ ジャパンのウイスキーアンバサダー。

2017年よりバーテンダーのキャリアをスタートし、現在はコンラッド東京のバーマネージャーを務める実力派です。

数々のコンペティションでも高評価を得ており、ウイスキーの魅力を広める活動に注力しています。

エンジェルズ・エンヴィとは

アメリカンオーク樽で4〜6年熟成させた後、ポルトガル産ルビーポートワイン樽で6カ月間追加熟成を施したプレミアムバーボンウイスキーです。

開発者である故リンカーン・ヘンダーソン氏が「天使がねたむほどの出来栄え」と評したことから、この名が付けられました。

サンフランシスコ ワールドスピリッツ コンペティション2023では金賞を受賞。

チョコレートやメープルシロップの甘さ、熟した果実の風味が絶妙に重なり合う、奥行きのある味わいが特徴です。

ウイスキースペック一覧

項目内容
商品名エンジェルズ・エンヴィ バーボン
原産国アメリカ合衆国
熟成アメリカンオーク樽(4〜6年)+ルビーポートワイン樽(約6カ月)
樽種ルビーポートワイン樽(ポルトガルDouro地区)
アルコール度数43.3度(86.6 Proof)
内容量750ml
穀物比率コーン72%、ライ麦18%、モルト10%
香りバニラ、レーズン、メープルシロップのアロマ
味わいビターチョコレート、メープルの甘味、繊細なタンニン感
余韻クリーンで甘く、長く続く余韻
希望小売価格10,880円(税別)

体験レビュー

恵比寿のガーデンプレイス正面にある「BLUE NOTE PLACE」。

普段はジャズとお酒、料理を楽しむジャスバーですが、この日はプレミアムバーボンウイスキー「エンジェルズエンヴィ」を楽しむ「アラウンド・ザ・テーブル」のイベントが開催されていました。

カクテルやコースディナー、セミナー、ワークショップ、そしてジャズと見どころ満載のイベント。

受付をすませて店内に入ると、エンジェルズエンヴィの展示やフォトスペースに加え、ジャズの生演奏が出迎えてくれました。

このイベント中は、なんとエンジェルズエンヴィが水割りかハイボールで飲み放題。

ボトル1本1万円のプレミアムバーボンが自由に楽しめるというだけでも、ウイスキー好きとしては心躍るサービスだと感じました。

イベントが始まり、一皿目が提供。

「ずわい蟹とフレンチキャビアのスフィア」

スフィアとは、フランス料理の技法のひとつで球体状にしたものを指します。

今回は、ずわい蟹をスフィアにしているみたいで、口に含むと広がる蟹の香りがたまらない一品。

フレンチキャビア(※マスの卵でいくらよりの小さいオレンジ色の魚卵)によるプチプチとした食感のアクセントがこの一皿をより楽しませてくれます。

次に、エンジェルズエンヴィのセミナーとテイスティング。

エンジェルズエンヴィのストレートに加え、ポートワインも同時に提供されます。

テイスティングを通じてその魅力を学んだあと、ポートワインを味わうことで、カスクフィニッシュの個性が一層際立って感じられる、興味深い体験となりました。

テイスティングの後に提供されたのは、「プルドポークのタコス」。

プルドポークとは、低温でじっくりと火を通した豚肉を細かくほぐしたもので、アメリカ・テネシー州発祥とされる伝統的なバーベキュー料理です。

今回はそのプルドポークを、エンジェルズエンヴィに合わせてコーン生地のタコスに仕立てた一品。

スパイシーな香りと豚肉の凝縮された旨味が、エンジェルズエンヴィの芳醇なハイボールと絶妙に調和し、
香り高い素材同士が響き合う、上質なマリアージュを堪能することができました。

その一皿を堪能している間に、ステージではロジェリオさんによるカクテルのデモンストレーションがスタート。

提供されたカクテルは、ロジェリオさんによるオリジナルの「ピックファイブハイボール」。

クラシックカクテル「ホーセズネック」のアレンジで、オリジナルはレモンの爽やかな香りとブランデーの華やかさが調和した軽やかなロングカクテルです。

そのブランデーをエンジェルズエンヴィに替え、甘みの要にメープルシロップを用いたのが、この「ピックファイブハイボール」。

メープルの豊かな甘みに、レモンの酸味とビターズの苦味によるアクセントが加えることで、エンジェルズエンヴィの芳醇な香りがより一層際立ちます。

軽やかさと複雑さを併せ持つ、奥行きのある一杯でした。

ピックファイブ

アメリカ競馬における最も難易度の高い賭け方のひとつで、連続する5レースすべての勝ち馬を的中させるというもの。

少額のベットでありながら、高額の配当が期待できることから、リスクとリターンが絶妙に交錯するスリリングな賭けとして知られています。

ホーセズネック

ブランデーをベースにレモンとジンジャーエールで作られるカクテル。

長く剥いたレモンの皮をらせん状にコリンズグラスに飾ることが特徴です。

「馬の首」という意味で、ルーズベルト大統領が愛馬の首をなでながら好んで飲んでいたことからこの名前が付けられたという説があります。

爽やかなカクテルを味わっていると、次の料理がセイロに入れられ、温かな湯気とともに運ばれてきました。

ブルーノートの定番メニューである「菜彩鶏とエビの焼売 アメリケーヌソース」。

見た目や食感は中華の焼売そのものながら、濃厚なアメリケーヌソースが加わることで、どこかフレンチの香りを感じさせる一皿に仕上がっています。

素材の持ち味を活かしたクセのない味わいが、エンジェルズエンヴィの水割りと心地よく寄り添い、上品な余韻を楽しませてくれました。

続いては、ブランドアンバサダー・田中さんによる「オールドファッションド」のデモンストレーション。

「オールドファッションド」は、その名の通り“古風な”スタイルを意味する、クラシックカクテルの代表格。

ウイスキーに甘みとビターズを加えるという、極めてシンプルながら完成度の高い一杯です。

バーテンダーによってさまざまなアレンジが加えられることも多いカクテルですが、今回はオーソドックスなレシピに忠実に、ベースにはエンジェルズエンヴィを使用。

エンジェルズエンヴィのもつ上品で芳醇な香りが、クラシカルな構成の中で一層際立ち、奥行きのある味わいを楽しむことができました。

メインディッシュとして登場したのは、「ローストチキン りんごとマスカルポーネのサイフォン」。

驚くほどジューシーに火入れされた鶏肉に、リンゴのやわらかな甘みと爽やかさ、そして空気のように軽やかに仕上げられたマスカルポーネが絶妙に調和した一皿です。

全体としては軽やかな味わいながら、エンジェルズエンヴィの芳醇な香りと奥深い甘みを引き立てる、バランスの取れたペアリングでした。

メインディッシュの後には、一人ひとりにカクテルキットが配られ、
「ペーパープレイン」というカクテルを自身の手でつくるワークショップが行われました。

ロジェリオ氏のレクチャーを受けながら、シェイカーに素材を注ぎ、氷を加えて仕上げていく工程は、体験としても非常に貴重なひととき。

調理師としてBAR業態での勤務経験はあるものの、こうしたイベントの場でシェイカーを振るのは今回が初めてでした。

他の参加者と一斉にシェイカーを振るという行為は、空間に一体感をもたらし、どこか新鮮で印象深い時間となりました。

最後を飾ったデザートは、「ショコラブランのモンブラン ダークチョコレートソース」。

ザクッとした食感のメレンゲとなめらかなクリームで包まれた真っ白なモンブランに、キリッとした酸味が印象的なカシスソルベ、そしてほろ苦いダークチョコレートソースが添えられた、味わい豊かな一皿です。

それぞれ異なる個性をもつ素材が響き合い、甘み・酸味・苦味の絶妙なバランスを楽しませてくれました。

特別な一夜を締めくくるにふさわしい、余韻の残るデザートでした。

まとめ

3月に開催された『エンジェルズ・エンヴィ アラウンド・ザ・テーブル』は、ウイスキーの魅力を五感で体験できる特別なイベントです。洗練された空間で味わうプレミアムな一杯は、きっと心に残るものとなるでしょう。

記事まとめ

  • 「天使もねたむ」バーボン、エンジェルズ・エンヴィを堪能できるイベント
  • ポートワイン樽仕上げによる深く複雑な味わい
  • 恵比寿「BLUE NOTE PLACE」にて開催
  • フルコースディナーとカクテルワークショップを同時に楽しめる
  • JAZZライブの演出で、非日常のひとときを演出
  • ゲストバーテンダーやアンバサダーによるプロフェッショナルな解説も魅力

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