
安くておいしいウイスキーを探している

「いつもの銘柄以外も試したい」
──そんな20〜40代の晩酌派に向けて、1000円台で買える“最強コスパ”ウイスキーを、料理人・ウイスキー専門WEBライターの視点でセレクトしました。
ハイボールに合うタイプ、甘いフレーバー、初心者でも失敗しない定番、そして1000円以下で狙える一本まで、具体的な銘柄と実例で解説します。
今日の一本が、あなたのお気に入りに加わるはずです。
1000円でもうまいウイスキーを見つける秘訣
1000円台のウイスキーは、ブレンデッドウイスキーの“高品質が担保されたコスパのいい価格帯”といえます。
- 入手性の高さ
- 安定した品質
- ハイボールを中心にロック、ストレートでも楽しめるバランスの良さ
この価格帯のウイスキーは、日常的な晩酌にもぴったりです。
1000円台のウイスキーは、ほとんどが大手ブランド。
その背景は、大手ブランドが持つ原酒ネットワークと高度なブレンド技術があり、味わいのバランスと価格の両立を実現しています。
- デュワーズ
- ジョニーウォーカー
- ティーチャーズ
- ホワイトホース
- グランツ
- バランタイン
- カティサーク
- サントリー角
- ブラックニッカ
- ワイルドターキー
- ジムビーム
など
いずれも1000円台ながら確かな実力を誇り、食中酒からリラックスタイムまで幅広く活躍します。
これから選ぶ際には、基準を明確にしてランキングや用途別リストを参考に自分の好みに合う一本を選ぶのがおすすめです。

ハイボールに合うものを選びたい
→飲み方別おすすめリストをチェック!!

甘みのある飲みやすいタイプを選びたい
→国・タイプ別おすすめリストをチェック!!
1000円台ウイスキーの特徴とは?
1000円台はほとんどブレンデッドウイスキーであり、複数のモルトとグレーンを巧みにブレンドすることで、なめらかな口当たりと飲みやすさを実現しています。
アルコール度数は40%前後が一般的で、ボトル容量は700mlが主流。
価格帯は1,000〜1,900円に収まり、多くの人気銘柄がこの範囲に揃っています。
クセが穏やかで、ハイボールやソーダ割りはもちろん、ロックでも楽しめる柔軟性が魅力です。
日常的な晩酌や気軽な食中酒としても選ばれやすく、コストパフォーマンスを重視する方との相性がとても良いカテゴリーといえます。
特徴まとめ
- ブレンデッドウイスキー
- アルコール度数は40%前後が中心
- 容量は700mlが一般的
- 価格帯は1,000〜1,900円に集中
- 穏やかな味わいでハイボールやソーダ割りに最適
- コスパが高く、日常使いにおすすめ
1000円台のおすすめウイスキー一覧
おすすめの飲み方別
銘柄 | リンク | 味わいのバランス | ハイボール適正 | 入手性 | コスパ | 合計点 |
---|---|---|---|---|---|---|
サントリー角瓶 | 詳しくはこちら | ⑤ | ⑤ | ⑤ | ⑤ | 20点 |
デュワーズホワイトラベル | 詳しくはこちら | ⑤ | ⑤ | ⑤ | ⑤ | 20点 |
ジョニーウォーカー レッドラベル | 詳しくはこちら | ⑤ | ⑤ | ⑤ | ⑤ | 20点 |
ブラックニッカ リッチブレンド | 詳しくはこちら | ⑤ | ⑤ | ⑤ | ⑤ | 20点 |
バランタイン ファイネスト | 詳しくはこちら | ⑤ | ⑤ | ⑤ | ⑤ | 20点 |
ニッカフロンティア | 詳しくはこちら | ⑤ | ⑤ | ④ | ⑤ | 19点 |
カティサーク | 詳しくはこちら | ④ | ⑤ | ⑤ | ⑤ | 19点 |
カナディアンクラブ | 詳しくはこちら | ④ | ⑤ | ⑤ | ④ | 18点 |
ホワイトホース | 詳しくはこちら | ③ | ⑤ | ⑤ | ⑤ | 18点 |
アーリータイムズ | 詳しくはこちら | ③ | ⑤ | ⑤ | ④ | 17点 |
ティーチャーズ | 詳しくはこちら | ③ | ④ | ⑤ | ⑤ | 17点 |
エンシェントクラン | 詳しくはこちら | ③ | ④ | ④ | ④ | 15点 |
ブラック&ホワイト | 詳しくはこちら | ④ | ④ | ② | ④ | 14点 |
マリーボーン | 詳しくはこちら | ③ | ⑤ | ② | ④ | 14点 |
国別のおすすめ銘柄
銘柄 | リンク | 味わいのバランス | 入手性 | コスパ | 合計点 | おすすめの飲み方 |
---|---|---|---|---|---|---|
デュワーズ ホワイトラベル | 詳しくはこちら | ⑤ | ⑤ | ⑤ | 20点 | ハイボール |
ジョニーウォーカー レッドラベル | 詳しくはこちら | ⑤ | ⑤ | ⑤ | 20点 | ハイボール |
バランタイン ファイネスト | 詳しくはこちら | ⑤ | ⑤ | ⑤ | 20点 | ハイボール |
カティサーク | 詳しくはこちら | ④ | ⑤ | ⑤ | 19点 | ハイボール |
ホワイトホース | 詳しくはこちら | ③ | ⑤ | ⑤ | 18点 | ハイボール |
ティーチャーズ | 詳しくはこちら | ③ | ⑤ | ⑤ | 17点 | ハイボール |
ホワイト&マッカイ | 詳しくはこちら | ④ | ④ | ④ | 17点 | ロック |
ベル | 詳しくはこちら | ④ | ③ | ⑤ | 17点 | ロック |
ザ フェイマウスグラウス | 詳しくはこちら | ④ | ③ | ④ | 16点 | ロック |
ラベル5 | 詳しくはこちら | ③ | ④ | ⑤ | 16点 | ストレート |
グランツ トリプルウッド | 詳しくはこちら | ③ | ④ | ④ | 15点 | ロック |
エンシェントクラン | 詳しくはこちら | ③ | ④ | ④ | 15点 | ハイボール |
ブラック&ホワイト | 詳しくはこちら | ④ | ② | ④ | 14点 | ハイボール |
マリーボーン | 詳しくはこちら | ③ | ② | ④ | 14点 | ハイボール |
グレンガリー | 詳しくはこちら | ③ | ① | ⑤ | 14点 | ストレート |
ハイボールに合う1000円ウイスキーの選び方
ハイボールをおいしく楽しむためには、まず香りの立ち上がりと炭酸のキレが重要です。
香りが立ちやすいウイスキーを選ぶと、ソーダの泡と一緒に鼻に抜ける爽快感が際立ちます。
また、ブレンデッドウイスキーの持つ柔らかな調和は炭酸との相性が抜群で、飲みやすさを高めてくれやすいです。
さらに、アルコール度数は40%前後がもっとも扱いやすく、強すぎず弱すぎないため食中にも最適。
クセが強すぎない銘柄を選ぶことで、炭酸の爽快感を損なわず、バランスよく仕上がるのが特徴です。
- 柑橘・バニラ系の香りが出る。
- グレーン比率が高めで口当たりが滑らか。
- 氷を溶かしても風味が崩れにくいバランス。
ウイスキーの選び方:1000円以下で美味しい理由

1000円台のウイスキーが美味しく楽しめる最大の理由は、大手メーカーによる生産最適化と高度なブレンド技術にあります。
大量生産による規模の経済を活かすことで、コストを抑えながらも安定した品質を実現。
さらに熟練ブレンダーの手腕によって味わいの調和を高いレベルで保っています。
その結果、この価格帯でもまろやかで飲みやすい一本に出会えるのです。
加えて、容量(ml)の設定やボトルデザインといった要素も日常使いにおいて大切で、持ちやすく注ぎやすい設計のものは家飲みでの利便性を高めます。
気軽に楽しめるだけでなく、食中酒としても十分に機能する点が1000円台ウイスキーの大きな魅力といえるでしょう。
1000円台ウイスキーの選定基準

1000円台のウイスキーを選ぶ際には、段階的に確認すべきポイントがあります。
まずラベルとタイプ(スコッチ、バーボン、アイリッシュ、カナディアン、ジャパニーズ)をチェックし、自分の好みに合うスタイルを把握しましょう。
に、製法(トリプルウッド熟成など)やキーモルト/蒸溜所の表記を確認すると、そのウイスキーの個性や品質を判断する手がかりになります。
これらを順に踏まえることで、1000円台でも自分にぴったりの一本を効率よく選ぶことができるのです。
ウイスキーのラベルに見る各ブランドの特徴
スコッチウイスキーは原産国とカテゴリー表示が明確で、特にブレンデッドの表記に注目すると品質の目安になります。
一方で、ジャパニーズウイスキーは新しい表示基準に合致しているかどうかを確認することが大切です。
特に日本のメーカーの900~1000円台のウイスキーには、モルトウイスキーとグレーンウイスキーに「スピリッツ」を混ぜているものが多々あります。
それ自体は、徹底した低価格化のための企業努力が結実といえるかもしれませんが、ウイスキー本来の味が損なわれてしまっている銘柄も……。
そのため、コスパよく高品質なウイスキーがお求めの方は原材料が「モルト、グレーン」のみであることをチェックすることをおすすめします。
1000円台ウイスキーの購入方法
価格帯はECと実店舗で差が出るため、賢く比較することが大切です。
Amazonや楽天のキャンペーン、量販店やスーパーのポイントデーを活用すれば、さらにお得に購入できるでしょう。
また、配送無料ラインや一部地域の送料条件にも気を配ると、無駄な出費を抑えられます。
〈料理人が伝える〉1000円台のウイスキーと料理を合わせるコツ・ポイント

ウイスキーと料理を合わせる際には、味の特徴や飲み方に応じて組み合わせを工夫することがポイントです。
例えば、バニラ系の甘みを持つ銘柄は唐揚げや照り焼きの塩味と調和し、脂の多い料理は強炭酸ハイボールで口当たりをリセットできます。
さらに、スモーキーなウイスキーは燻製や焼き鳥のタレと相性が良く、ホワイトホースのような穀物感を持つ一本は出汁や醤油を使った和食に馴染みやすいです。
またウイスキーをバニラアイスにかければ簡単なデザートとして楽しめ、食事から締めまで幅広く活用できるのが魅力です。

おすすめウイスキーの解説
アーリータイムズ
「古き良き時代を今に伝える、アメリカン・スピリット」
アメリカ禁酒法時代を生き抜いたバーボン、アーリー・タイムズ。
1860年にジャック・ビームによって誕生し、ケンタッキー州の<バートン1792蒸留所>で蒸留・熟成されています。
昔ながらの製法をルーツに、現代技術を融合させたバーボンは、どこか懐かしくも洗練された味わい。
甘くまろやかな風味と、心地よいオークの余韻が魅力で、ロックやハイボールで気軽に楽しめる1本です。
バニラやキャラメルの甘い香り、ほのかなオーク

ニッカフロンティア
「挑戦する心に、スモーキーな勇気を」
創業90周年を機に誕生した「ニッカ フロンティア」は、創業者・竹鶴政孝のフロンティアスピリットを継承する一本。
高アルコールでノンチルフィルタード、力強い味わいとスモーキーな余韻が特徴です。
余市モルトを主体にした骨太な設計は、寒冷地で鍛えられた“南極観測隊仕様”の思想も受け継ぎます。
ストレートやロックで、挑戦の夜にそっと寄り添うウイスキーです。
ドライなスモーク、樽由来のウッディさ、バニラとモルトの甘やかな香り

サントリー角瓶
デュワーズ ホワイトラベル

ジョニーウォーカー レッドラベル
ジャンル | ブレンデッドウイスキー |
---|---|
生産国 | スコットランド |
アルコール度数 | 40% |
樽 | ‐ |
熟成年数 | ‐ |
「世界が認めた、スモーキー&スパイシー」
世界トップクラスの販売数を誇る、ジョニーウォーカーのフラッグシップ「レッドラベル」。
熟成年数非公開の若い原酒をベースに、スコッチの魅力であるスモーキーさと、りんごや蜂蜜のような甘み、ブラックペッパーのスパイシー感を絶妙に融合。
力強く個性的な味わいは、ハイボールでもしっかりと存在感を放ちます。
普段飲みはもちろん、スモーキーウイスキー入門にも最適な1本。
シトラスとスモークが交差する刺激的な香り

カナディアンクラブ

ティーチャーズ
「爽やかに薫る、王道のスモーキー・ブレンド」
アードモアモルトをキーモルトに据え、こだわりのモルト比率で仕上げたティーチャーズ ハイランドクリーム。
160年以上受け継がれてきた伝統のブレンド技術が生み出す、力強くも優しいスモーキーな味わいが魅力です。
リンゴや洋梨を思わせるフルーティーな香りに、穀物の甘みと滑らかな口当たり。
ストレートやロックはもちろん、ソーダ割りで軽快な香りを楽しむのもおすすめです。
スモーキー、熟したリンゴと洋梨の香り

ブラック&ホワイト
「果実とスモークが調和する、親しみやすい一杯」
1884年創業のジェームス・ブキャナン社が手がけるブレンデッドスコッチ。
35種類以上の原酒をブレンドし、現行ボトルではダルウィニーをキーモルトに採用しています。
フレッシュな果実感とパンのような香ばしさ、ほんのりスモーキーなアクセントが魅力です。
クセが少なく飲みやすいため、初心者にもおすすめの1本。
ハイボールや水割りでの食中酒としても相性抜群。
りんごやぶどうの果実香、穏やかなスモークと麦の香ばしさ
マリーボーン
「スカイ島の潮風と煙が香る、秘めたる一杯」
1892年創業のホッダー社が手がけるスコッチブレンデッド「マリーボーン」は、スカイ島の名蒸留所・タリスカーをキーモルトに使用。
オーク樽で5年以上熟成されたモルト原酒が醸す、パンチのあるスモーキーさと力強い個性が魅力です。
シンプルなラベルに込められた創業者の哲学が、味わいとともに深く心に残ります。
潮風のように刺激的なこの1本は、ストレートやロックでじっくりと。
ほのかな潮気とピート、ややオイリーなスモーク香

エンシェントクラン
「ハイランドの記憶が香る、安旨ブレンデッド」
トマーティン蒸溜所で造られる、日本企業が手がけるスコッチ「エンシェントクラン」。
24種のモルトとグレーンをブレンドされており、1,000円前後とは思えない深みがあります。
オイリーでドライフルーツの甘い香り、軽やかさとコクを併せ持つ味わいは、晩酌にぴったりです。
冷凍庫でキンキンに冷やしたハイボールがおすすめ。初心者の入口としても秀逸な1本です。
レーズンやプラム、土っぽさと甘さを感じるハーバルスモーク

ブラックニッカ リッチブレンド
ジャンル | ブレンデッドウイスキー |
---|---|
生産国 | 日本 |
アルコール度数 | 40% |
樽 | シェリー樽主体 |
熟成年数 | ‐ |
「ふわっと甘く、ゆるやかに心ほどける夜」
やわらかく広がる甘い香りと、まろやかなコクが魅力の「ブラックニッカ リッチブレンド」。
宮城峡モルトのフルーティーな香り、カフェグレーン由来の穀物の甘み、シェリー樽モルトのレーズンのような芳醇さが三層に香り立ち、氷とともにゆるやかに変化します。
特にロックでは、その甘い香りが3段階に広がり、奥行きある味わいを楽しめます。
気軽にロックを楽しみたい夜にぴったりの、心ほぐれるブレンデッドです。
宮城峡モルトの爽やかな甘み、カフェグレーンの穀物香、シェリー樽の濃厚な甘香

バランタイン ファイネスト
「なめらかに広がる、ブレンドの極み」
世界160ヵ国以上で愛される「バランタイン ファイネスト」は、ライトでもヘヴィーでもない、絶妙なバランスを持つブレンデッド・スコッチ。
スモーキーさを控え、数十種のモルト原酒をブレンドすることで生まれる、豊かでなめらかな味わいが魅力です。
バニラや蜂蜜の華やかな香りが立ちのぼり、飲むたびに奥深さを感じさせます。
ストレートでもハイボールでも、気品ある風味が光る1本です。
バニラや蜂蜜の甘く華やかな香り

カティサーク
「軽快で爽やか、“海風のような一杯”」
スコットランド生まれの「カティサーク」は、ライトでフルーティーな味わいが特徴のブレンデッドスコッチ。
マッカランなど上質なモルトを使用し、クセを抑えたすっきりとした仕上がりが魅力です。
アルコールの刺激を感じる場合もありますが、ハイボールにすれば爽快な飲み心地に変化。
夏の一杯や食中酒にもぴったりな、デイリーに楽しめる1本です。
柑橘とバニラがふんわり香る軽快な印象

ホワイトホース
「クセの奥に光る、日常使いの実力派」
スモーキーな個性が際立つ、英国伝統のブレンデッドスコッチ「ホワイトホース ファインオールド」。
ラガヴーリンなどをキーモルトに使用し、強めのアルコール感とピーティーな余韻が特徴。
クセが強く“まずい”と評されることもありますが、ハイボールにすることでその個性がやわらぎ、香ばしさと爽快さが絶妙にマッチ。
コスパも良く、毎日の一杯や食中酒にぴったりな1本です。
軽やかなスモークと穀物の香ばしさ

ブラックニッカ ディープブレンド

ホワイト&マッカイ
1882年、ジェイムズ・ホワイトとチャールズ・マッカイによって設立されたホワイト&マッカイは、スコットランド・グラスゴーに拠点を置く伝統あるスコッチウイスキーブランドです。
代表作「スペシャル」は、ダルモア、フェッターケン、トミントールの3蒸溜所の個性豊かな原酒を軸に、30種類以上のモルトをブレンドされています。
シェリー樽で熟成された芳醇な香りと、まろやかでスムースな味わいが特長。
歴史に裏打ちされたブレンデッドスコッチの名品です。
モルトとシェリーが織りなす、リッチで甘やかなフルーツ香

グランツ トリプルウッド
「三種の樽が奏でる、万能ブレンデッドの極み」
「グランツ トリプルウッド」は、スパイシーさ・バニラの甘み・まろやかさという異なる個性を持つ3種の樽熟成原酒をブレンドした、バランスに優れたブレンデッドスコッチ。
爽快なハイボールから、ロック、水割り、アレンジカクテルまで幅広い飲み方に対応する“万能ウイスキー”として、世界中で愛されています。
金賞受賞歴を持つその実力は確かです。
クリーンで複雑な香りに、かすかなスモークと甘いウッド感

ザ フェイマウスグラウス
「“かの有名な”名ブレンド、王室に選ばれし一杯」
スコットランドの国鳥・雷鳥を冠したザ・フェイマスグラウスは、ザ・マッカランやハイランドパークなどの極上モルトをブレンドした、スコットランドNo.1の国民的スコッチ。
バランスの取れた香りと、スペイサイドモルト由来のフルーティーさが調和し、すっきりとした飲み口に仕上がった一杯は、ロイヤルワラント(英国王室御用達)にも選ばれています。
芳醇でバランスの良いオーク香に、ほのかな柑橘の爽やかさ

あかし

ベル
「芳醇スムース、正統派スコッチの誇り」
1845年に名ブレンダー、アーサー・ベルが生み出したベルスコッチは、英国No.1の人気を誇るブレンデッドスコッチ。
キーモルトにはハイランドの名門ブレアソール蒸溜所の原酒を使用し、芳醇な香りとやさしい甘み、スムースな飲み口を実現しています。
まろやかな余韻が心地よく広がる、正統派の一杯です。
やわらかなモルト香に、ほんのりとしたハチミツの甘み

オールドクロウ
「サブカルが愛した、バーボンの原点」
1835年、ジェイムズ・クロウ博士の手により誕生したオールドクロウ。
現代バーボンの礎である「サワーマッシュ製法」を確立した歴史的ブランドであり、日本では俳優・松田優作が愛した銘柄としても知られています。
現行のオールドクロウは、バニラやバナナを思わせる甘さにスパイシーな刺激が重なる、個性的で飲みごたえのあるスタンダードバーボンです。
バニラとトウモロコシ由来の甘み、ややアルコールの刺激

グレンガリー
「単一蒸溜所が生む、スモーキー&フルボディの掘り出し物」
ロッホローモンド蒸溜所が手がける、珍しい“単一蒸溜所製造”のブレンデッドウイスキー。
キーモルトには同蒸溜所の12年熟成原酒を使用し、スモーキーで力強いフルボディな味わいを実現しています。
ハチミツやラムレーズンの甘み、フルーティーさとミントの爽やかさが複雑に絡み、低価格ながら飲みごたえのある1本。
ストレートで個性を楽しみたい方に最適です。
強いピートスモークとハチミツ、ラムレーズンの芳醇な香り

ブラックニッカ スペシャル
「特級をも凌ぐ、1級の誇り」
竹鶴政孝の想いが宿る「ブラックニッカ スペシャル」は、1965年に“特級をも凌ぐ1級”として誕生。
余市・宮城峡・カフェグレーンの国産原酒に一部輸入原酒をブレンドし、華やかな香りと飲みやすさを兼ね備えた仕上がり。
蜂蜜の甘さと穏やかなスモークが調和し、ストレートもハイボールも楽しめる“ヒゲのおじさん”でおなじみのロングセラーです。
はちみつの甘さに華やかさ、わずかにスモーキーなニュアンス

ラベル5
「5番目の奇跡、個性派スモーキー・ブレンド」
数ある試作ブレンドから“5番目”が選ばれ名付けられた「LABEL 5」。
フランスのラ・マルティニケーズ社が手がけ、グレンマレイを中心にスペイサイド原酒をブレンドした本格派スコッチ。
クラシックブラックは、低価格ながらピートスモークとバーボン樽由来の甘みが調和した、個性と飲みやすさを兼ね備えた1本です。
やわらかなスモークの奥にバニラと青リンゴの甘み

カナディアンミスト
ジャンル | ブレンデッド |
---|---|
生産国 | カナダ |
アルコール度数 | 40% |
樽 | ‐ |
熟成年数 | ‐ |
「軽快でまろやか、誰にでも優しいカナディアン」
1967年創業、オンタリオ州の名門カナディアン・ミスト蒸留所が贈る親しみやすいブレンデッドウイスキー。
アルバータ産大麦やオンタリオ産ライ麦、地元のトウモロコシを使用し、3回蒸留・ホワイトオーク樽熟成で実現した、軽快かつすっきりした味わい。
ストレートからカクテルまで幅広く楽しめる、万人向けのカナディアンです。
穀物のやさしい香りと、ほのかなバニラの甘み

まとめ

今日の一本を選ぶときは、まず自分がどのように楽しみたいかを考えることが大切です。
例えば、ハイボールで爽快に飲みたいのか、ロックでじっくり味わいたいのか、あるいはストレートで香りを堪能したいのかによって選ぶ銘柄は変わります。
迷った場合は安定感のあるデュワーズやティーチャーズを、甘い味わいを好むならバランタインやブラックニッカ リッチブレンドを選ぶと失敗しにくいでしょう。
近所の量販店やECで価格を比較し、まずは1本購入して味の記録を残すことで、自分のお気に入りを見つけやすくなります。
次のステップとして2000円台の銘柄に挑戦すると、ウイスキーの世界がより広がります。
選び方リスト
- 用途を決める(ハイボール/ロック/ストレート)
- 迷ったら:デュワーズ/ティーチャーズ
- 甘口派:バランタイン/ブラックニッカ リッチブレンド
- 入門用:トリス/ブラックニッカ クリア
- ステップアップ:2000円台にも挑戦
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