【実飲レビュー】白州ハイボール缶〈森の豊潤な香りと余韻〉|味わい・香り・余韻を徹底解説 

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南アルプスの豊かな自然に抱かれた、山梨県北杜市の白州蒸溜所。そんな白州の魅力を存分に楽しめる数量限定商品「サントリープレミアムハイボール白州〈森の豊潤な香りと余韻〉」が、2026年6月9日に発売されました。

 2023年から続くシリーズの第5弾となる今作は、白州らしいスモーキーな原酒に加え、長期熟成のスパニッシュオーク原酒をブレンドしたのが最大の特徴です。

森の若葉を思わせる清涼感に、熟成原酒由来の華やかな香りとほんのり甘い余韻が重なり合う、奥行きのある一本に。

本記事では、料理人かつウイスキー専門家の視点から、実際に飲んで感じた香り・味わい・余韻を詳しくレビューしていきます。

目次

白州〈森の豊潤な香りと余韻〉とは?

「サントリープレミアムハイボール白州〈森の豊潤な香りと余韻〉」は、白州蒸溜所のモルト原酒と炭酸のみで仕上げたプレミアムハイボール缶です。

白州ハイボール缶としては第5弾にあたり、2026年6月9日から全国で数量限定発売されました。内容量は350ml、アルコール度数は9%、希望小売価格は税別750円(税込825円)です。

今回のポイントは、白州らしい爽やかなスモーキー原酒に、長期熟成のスパニッシュオーク原酒を組み合わせていること。

白州が持つ森林のような清涼感を土台に、熟成原酒による豊かな香りと華やかな余韻を加えた、数量限定の商品です。

商品スペック

項目内容
商品名サントリープレミアムハイボール白州〈森の豊潤な香りと余韻〉
ジャンルシングルモルトウイスキーハイボール
生産国日本
蒸溜所白州蒸溜所
メーカーサントリー
容量350ml
アルコール度数9%
希望小売価格750円(税別)・825円(税込)
原材料モルト、炭酸
発売日2026年6月9日
販売形態全国数量限定
使用原酒スモーキー原酒、長期熟成スパニッシュオーク原酒

商品情報は、サントリー公式の商品ページ・製品情報に基づきます。

サントリープレミアムハイボール白州〈森の豊潤な香りと余韻〉の特徴

白州らしいスモーキー原酒を使用

白州のスモークは、アイラモルトのような強烈なピート香ではありません。むしろ、森林や若葉を思わせる清涼感と結びついた、白州ならではの穏やかなスモーキーさが特徴です。

ハイボールにすることで、このスモーキーさは重くなりすぎず、むしろ爽やかな印象として立ち上がります。

炭酸で割れば香りがふわりと開き、奥行きと輪郭のある味わいを楽しめるでしょう。 

長期熟成スパニッシュオーク原酒を使用

今回のハイボール缶を語るうえで欠かせないのが、長期熟成のスパニッシュオーク原酒です。

スパニッシュオーク由来の樽香や豊かさが加わることで、白州本来の軽快さに熟成感がプラスされています。単に甘さを重ねるだけでなく、香りに複雑さを与え、余韻をより長く感じさせている点も特徴です。 

なお、サントリー公式の商品情報では「長期熟成のスパニッシュオーク原酒」という表記にとどまっており、シェリー樽熟成であるとは明記されていません。

そのため本記事でも、スパニッシュオーク樽=シェリー樽と断定せず、公式表記に沿ってご紹介します。

白州蒸溜所とは?

白州蒸溜所は、山梨県北杜市の南アルプスの麓、標高約700mに位置する、サントリーのモルトウイスキー蒸溜所です。

約82万平方メートルという広大な森に囲まれていることから、「森の蒸溜所」とも呼ばれています。

仕込み水には、南アルプスの花崗岩層によって磨かれた地下水を使用。適度なミネラルを含む軟水が、白州の酒質を支えているのでしょう。

標高約700mの冷涼な環境と豊かな森に育まれた白州は、森の若葉を思わせる爽やかさと、軽快で柔らかな味わいが特徴です。

「サントリープレミアムハイボール白州〈森の豊潤な香りと余韻〉」にも、この従来の個性がしっかりと息づいています。

テイスティングレビュー

アロマ

グラスに近づけると、白州らしい森林を思わせる爽やかなグリーンノートが広がります。ウッディな樽香を軸に、ほのかなリンゴや柑橘が軽やかなアクセント。まるで朝露に濡れた森を歩いているような清々しい印象を感じます。繊細ながらも奥行きを感じる香り立ちが魅力的。

フレーバー

森林を思わせるグラッシーな風味とグレープフルーツの爽やかな柑橘。続いてブラックペッパーのスパイス、青リンゴの瑞々しい果実感、樽由来のウッディさ。全体はすっきりと軽快でありながら、フレーバーの層が幾重にも重なります。ほのかなスモークが多層的なフレーバーをまとめ、豊潤で奥深い味わいにしている印象です。

フィニッシュ

森林浴をしているかのような爽やかなグリーンノートがゆっくりと戻り、ほのかなスモークとウッディな余韻が心地よく続く印象。軽やかな柑橘のニュアンスも寄り添い、最後まで白州らしい清涼感を楽しめます。

味わいと余韻

サントリープレミアムハイボール白州〈森の豊潤な香りと余韻〉 ストレート

  • 森林、GLASSY
  • グレープフルーツ、CITRUS
  • ペッパー、SPICY
  • 青リンゴ、FRUITY
  • 樽香、WOODY

総評

価格帯を考えると気軽に楽しめるハイボールとは言い難いですが、その一杯には白州らしい魅力がしっかりと詰まっています。

森を思わせる爽やかな香りと、柑橘や青リンゴの軽快な果実味、ほのかなスモークが織りなす豊潤な味わいは、缶ハイボールとは思えない完成度。

飲みやすさと奥深さを高いレベルで両立した、満足度の高い一本だと思います。

サントリープレミアムハイボール白州〈森の豊潤な香りと余韻〉
サントリープレミアムハイボール白州〈森の豊潤な香りと余韻〉FRUITY 8、FLORAL 6、CEREAL 3、SULFURY 3、SWEET 4、SMOKY 6、WOODY 6、WINEY 5 0246810 FRUITYFLORALCEREALSULFURYSWEETSMOKYWOODYWINEY 86334665
項目評価
FRUITY8 / 10
FLORAL6 / 10
CEREAL3 / 10
SULFURY3 / 10
SWEET4 / 10
SMOKY6 / 10
WOODY6 / 10
WINEY5 / 10

91/100

氷を入れたグラスで楽しむ設計

サントリー公式では、氷を入れたグラスで飲む方法を推奨しています。

おそらく、氷ありのほうが飲み口が柔らかくなり、爽快感が増しやすいので、今回のハイボール缶には合っているのでしょう。

氷ありとなしでどう違うのか検証してみました。

氷あり・氷なしで味わいはどう変わる?

×
氷なし・香りが感じやすい・すぐにぬるくなる
・炭酸が抜けやすい
・爽快感が薄れる
氷あり・爽快感が一番ある・香りが感じやすい・冷えが持続する・時間がたつと薄くなる・霜が気になる
缶のまま・炭酸がダイレクト・スモーキーさは感じやすい・香りが感じにくい
・雑味を感じる・繊細さがない

一般的な傾向として、氷を入れるとフルーティーさや甘さが感じられやすくなり、スモーキーさは穏やかになる傾向があります。

なので、今回のハイボール缶は、氷を入れてグラスで飲んだ方が、フルーティで甘い爽快感が際立ちやすいです。

一方で缶から直接飲む方法を好む声もあり、飲み方によって印象が変わりやすい商品といえそうです。

まとめ

「サントリープレミアムハイボール白州〈森の豊潤な香りと余韻〉」は、森林を思わせる爽やかさに、熟成原酒由来の香りの厚みを重ねたプレミアムハイボール缶です。 

リンゴやグレープフルーツ、若葉を思わせる清涼感に、ウッディさとほのかなスモークが重なり合い、単なる「爽やか系ハイボール」にとどまらない香りの層を作り出しています。

軽快で飲みやすい一方、香りと余韻には十分な奥行きがあり、「爽やかだが薄くない」という点が今作の大きな魅力といえるでしょう。

価格は一般的な缶ハイボールと比べると高めの設定ですが、白州蒸溜所の個性と長期熟成原酒の片鱗を、グラス一杯で手軽に楽しめる一本です。

全国数量限定での発売のため、気になる方は在庫がなくなる前にチェックしてみてください。

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