シーバスリーガル クリスタルゴールドを実飲レビュー|透明でクリーミーな味わいを79点評価

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透明な見た目から、ウォッカのような軽い味を想像するかもしれません。

シーバスリーガル クリスタルゴールドを実際に飲むと、メープルやバニラを思わせる甘さがあり、口当たりはなめらかでクリーミーでした。

一方、一般的なウイスキーに期待するコクや複雑さは控えめです。

ひと言で表すなら、ウイスキーの面影を持つ透明でまろやかなスピリッツ。飛び道具としては非常に面白い一本です。

総合評価は79点でした。

この記事では、実際に感じた香り、味、余韻に加え、6種類の飲み方による変化を詳しく紹介します。

目次

シーバスリーガル クリスタルゴールドとは?

シーバスリーガル クリスタルゴールドは、オーク樽で熟成した黄金色のスコットランド産蒸留酒をろ過し、無色透明に仕上げた商品です。

シーバスリーガル クリスタルゴールドの正面ラベル

日本の酒税法では「ウイスキー」に分類されますが、英国の規制では「スピリット・ドリンク」に分類されます。

今回テイスティングした商品のアルコール度数は40%でした。

容量は700mlです。

アルコール度数40%と容量700mlが記載されたシーバスリーガル クリスタルゴールドの背面ラベル

2025年11月17日にAmazon限定で予約販売が始まり、同年12月15日から出荷されました。

発売時の参考小売価格は7,260円(税込)です。

僕がテイスティングした際の購入価格は4,980円でした。

現在の販売場所と価格は変わる可能性があるため、購入時に販売ページをご確認ください。

シーバスリーガル クリスタルゴールドの特徴

透明な見た目とクリーミーな口当たり

最大の特徴は、透明な見た目と、そこからは想像しにくいまろやかな口当たりです。

公式では、温度、ろ過流量、アルコール度数のバランスを調整する先駆的なろ過工程を採用したと説明しています。

この工程により、オーク樽熟成の蒸留酒から色を取り除き、無色透明な外観に仕上げています。

実際に飲むと、バニラやカスタードクリームを思わせる甘さが舌を包みます。

透明なスピリッツに近い軽さはありますが、刺激だけが前へ出る味ではありません。

見た目と質感の違いに、この商品の面白さがありました。

甘さの奥にある青々しい香味

甘い香りの奥には、フレッシュハーブ、煎茶、タイムを思わせる青々しさがあります。

メープルや飴の甘さだけで終わらず、オレンジピールのほろ苦さも重なりました。

冷やすと青々しい印象が伸びるため、飲み方によって甘さとのバランスが変わります。

特にロックでは、この青さが味わいの輪郭になっていました。

飲み方によって別のスピリッツを思わせる

加水すると、甘さとなめらかさを保ちながら、香味がよりシンプルになります。

トワイスアップでは日本酒や焼酎、ストレートではウォッカを連想する場面がありました。

変化の幅は面白いものの、水を多く加えるほどコクや複雑さは弱くなります。

ウイスキーらしさを求めるか、新しい酒質として楽しむかで評価が分かれそうです。

商品スペック

項目内容
商品名シーバスリーガル クリスタルゴールド
ブランドChivas Regal
商品区分日本の酒税法上はウイスキー。英国規制ではスピリット・ドリンク
アルコール度数40%
容量700ml
製法特注オーク樽で熟成した黄金色のスコットランド産蒸留酒をろ過し、無色透明に仕上げる
発売情報2025年11月17日Amazon限定予約開始、同年12月15日出荷開始
発売時参考小売価格7,260円(税込)
購入時価格4,980円(本人記録)
輸入販売元ペルノ・リカール・ジャパン株式会社

シーバスリーガル クリスタルゴールドのテイスティングレビュー

甘くクリーミーな香味と、ハーブや煎茶を思わせる青々しさが同居していました。

アロマ

最初に感じたのは、メープルと飴を思わせる甘い香りです。

その奥からバニラ、エルダーフラワー、オレンジピールが現れます。

フレッシュハーブの青さもあり、甘さだけに寄りません。

香りには若さを感じますが、軽いだけではなく、華やかさと清涼感を持っています。

フレーバー

口当たりはなめらかで、カスタードクリームのような甘さが広がります。

舌の上でゆっくり転がすと、煎茶やタイムを思わせる青々しい風味が立ち上がりました。

メープルやバニラの甘さとハーブの青さが重なり、透明な見た目よりも丸みがあります。

一方、風味の層はシンプルで、一般的なウイスキーほどコクや複雑さは感じませんでした。

フィニッシュ

余韻は短く、なめらかに引いていきます。

甘さを長く残すタイプではなく、最後はすっきりとした印象です。

香味が急に途切れるというより、角を立てずに静かに消えていきました。

きれいな引き際ですが、長い余韻を求める人には物足りなく感じる可能性があります。

公式テイスティングノートでは「豊かで長い余韻」と説明されていますが、僕が飲んだ際は短く、なめらかな引き際に感じました。

総評|79点

評価項目内容
総合評価79/100点
香りの中心メープル、飴、バニラ、エルダーフラワー、オレンジピール
味の中心カスタードクリーム、煎茶、タイム
よかった点透明な見た目とクリーミーな質感の意外性、飲み方による変化
気になった点コクと複雑さが控えめで、常飲するウイスキーとしては好みが分かれる
余韻短く、なめらかで、きれいに引く

79点とした理由は、透明なのに甘くクリーミーな意外性を楽しめる一方、ウイスキーとしてのコクや複雑さには疑問が残ったからです。

飲み方を変えると、日本酒、焼酎、ウォッカなど別の酒を思わせる表情が現れます。

その変化は試していて面白く、商品コンセプトの強さを感じました。

ただし、日常的に飲み続けたいかという点では、慎重な評価になります。

定番のウイスキーを探すより、既存の枠から外れた一本を体験したい人に向く商品です。

シーバスリーガル クリスタルゴールド
シーバスリーガル クリスタルゴールドFRUITY 4、FLORAL 4、CEREAL 2、SULFURY 1、SWEET 8、SMOKY 1、WOODY 2、WINEY 1 0246810 FRUITYFLORALCEREALSULFURYSWEETSMOKYWOODYWINEY
項目評価
FRUITY4 / 10
FLORAL4 / 10
CEREAL2 / 10
SULFURY1 / 10
SWEET8 / 10
SMOKY1 / 10
WOODY2 / 10
WINEY1 / 10
香りの変化

シーバスリーガル クリスタルゴールド ストレート

  • メープル、SWEET
  • 飴、SWEET
  • フレッシュハーブ、OTHER
  • バニラ、SWEET
  • エルダーフラワー、FLORAL
  • オレンジピール、FRUITY

シーバスリーガル クリスタルゴールド

オレンジ 3/5、白い花 3/5、タイム 3/5、青草 3/5、バニラ 4/5、メープル 4/5、クリーム 4/5フルーティフルーティシトラス系シトラス系オレンジ: 3/5オレンジ 3フローラル・ハーブフローラル・ハーブフローラル系フローラル系白い花: 3/5白い花 3ハーブ系ハーブ系タイム: 3/5タイム 3青草: 3/5青草 3スイートスイート菓子・糖蜜菓子・糖蜜バニラ: 4/5バニラ 4メープル: 4/5メープル 4オイリーオイリー乳製品乳製品クリーム: 4/5クリーム 4シーバスリーガル クリスタルゴールド

6種類の飲み方を比較

飲み方によって、甘さ、青々しさ、ウイスキーらしさが大きく変化しました。

飲み方評価主な印象
ストレート81点まろやかだが、ウイスキーらしさは弱い
トワイスアップ81点甘く、非常になめらか。日本酒や焼酎を連想
ロック86点サトウキビのような甘さと青々しさ。余韻が伸びる
ハイボール76点クリーミーだが、焼酎ハイボールのような印象
水割り75点飲みやすいが、コクと印象が薄い
お湯割り69点甘さと柑橘はあるが、複雑さに欠ける

ストレート|コンセプトを確かめやすい

ストレートは81点でした。

シーバスリーガル クリスタルゴールドのボトルとストレートを注いだテイスティンググラス

口当たりはまろやかですが、ウイスキーらしさは控えめです。

ウォッカと比べれば柔らかく、一般的なウイスキーと比べればシンプルに感じました。

透明な見た目と実際の質感の違いを確かめるなら、最初に試したい飲み方です。

トワイスアップ|甘さとなめらかさが強まる

トワイスアップは81点でした。

シーバスリーガル クリスタルゴールドのボトルとトワイスアップを注いだテイスティンググラス

加水しても甘さは残り、口当たりはさらにまろやかになります。

日本酒や、麹の香りがない焼酎を思わせるシンプルな表情が印象的でした。

ウイスキーとは別のスピリッツとして捉えると、素直に楽しみやすい飲み方です。

ロック|86点で最もおすすめ

ロックは86点で、6種類の中では最高評価でした。

シーバスリーガル クリスタルゴールドのボトルと氷を入れたロックグラス

冷やすとなめらかさは少し弱まりますが、味の輪郭がはっきりします。

取れたてのサトウキビを噛んだような甘さと青々しさが現れ、短かった余韻も不思議と伸びました。

酒としての満足感を重視するなら、ロックが最もおすすめです。

ハイボール|クリーミーだが面白さが先に立つ

ハイボールは76点でした。

シーバスリーガル クリスタルゴールドのボトルと氷を入れたハイボール

炭酸で割っても、まろやかでクリーミーな印象は残ります。

ただし、麹の香りがない焼酎ハイボールのように感じ、ウイスキーらしさはさらに弱くなりました。

まずさはありませんが、おいしさよりも不思議さが先に立つ飲み方です。

水割り|飲みやすいが印象は薄い

水割りは75点でした。

シーバスリーガル クリスタルゴールドのボトルと氷を入れた水割り

刺激が和らぎ、スムーズに飲めます。

その反面、ウイスキーらしいコクや複雑さも薄くなりました。

飲みやすさを優先するなら選べますが、この商品の個性を味わうには少し穏やかです。

お湯割り|甘さと柑橘が残る

お湯割りは69点でした。

シーバスリーガル クリスタルゴールドのボトルと取っ手付きグラスに注いだお湯割り

甘さとアルコール感があり、柑橘のニュアンスも感じられます。

しかし、味わいは白湯のように淡く、コクや複雑さに欠けました。

6種類の中では最も評価が低く、積極的に選びたい飲み方ではありません。

飲み方別まとめ

最もおすすめの飲み方は、86点を付けたロックです。

冷却によって青々しさと甘さの輪郭が立ち、余韻も伸びました。

商品のコンセプトを確かめるなら、最初はストレートが向いています。

加水量が増えるほどコクと複雑さは弱くなるため、水割りとお湯割りは好みが分かれそうです。

シーバスリーガル クリスタルゴールドが向く人

シーバスリーガル クリスタルゴールドは、定番の味よりも、新しい酒質の体験を重視する人に向いています。

  • 透明なウイスキーの味を確かめたい人
  • 甘くクリーミーな口当たりが好きな人
  • 飲み方による変化を比較したい人
  • 話題性のある一本を試したい人

濃厚な樽香、長い余韻、重層的な味わいを求める場合は、物足りなく感じる可能性があります。

まとめ

シーバスリーガル クリスタルゴールドは、オーク樽で熟成したスコットランド産蒸留酒をろ過し、無色透明に仕上げた商品です。

メープル、バニラ、カスタードクリームの甘さに、オレンジピール、煎茶、タイムを思わせる香味が重なっていました。

飛び道具としては非常に面白い一方、ウイスキーとしてのコクや複雑さ、常飲性を重視すると評価は79点です。

6種類では、サトウキビのような甘さと青々しさが際立つロックを86点で最も高く評価しました。

20歳未満の飲酒、飲酒運転は禁止されています。

妊娠・授乳中の飲酒は避け、適量を心掛けて楽しみましょう。

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